みなさんこんにちは、sabo9です!
今回のテーマは人気香水「エルメス庭シリーズ」についてです。
この庭シリーズは日本など香水文化にあまり馴染みのないアジア圏に向けた香水と言われています。普段香水を使わない人でも香りに酔わないような穏やかな香り立ちは多くの日本人に支持されていますよ!
庭、という名の通りどの香りもグリーン調な香りです。甘すぎず、くどすぎず、さっぱりしているというところが特徴。だからといって安っぽさは無く、エルメスらしい上品さもしっかり演出されています!男性女性どちらがつけてもセンスのある洗練された人に感じられます。
香水の濃度はオードトワレという日本で販売されている香水の一番メジャーな濃度です。それも使いやすいポイントですね!
ちなみに一番軽く香るのが「コロン」でしっかり香るのが「パルファム」!「トワレ」は真ん中くらい!持続時間も濃度に比例します!
また、それぞれの香水が名前の通りその庭をイメージ出来る表現力の高さも魅力的です。一つの絵を香水にしました、というような芸術性のある香りですよ~!
などなど褒めちぎりましたが、ここから香りのイメージについて詳しく語っていきましょう!
1.地中海の庭
- トップ マンダリン、レモン、ベルガモット
- ミドル オレンジブロッサム、ホワイトキョウチクトウ
- ラスト イトスギ、イチジクの葉、レッドシダー
爽やかなシトラスの中にイチジクの葉の青さがピリっと入ることで香りに奥行きが生まれています。ただの爽やかシトラスで終わらないところがさすがといったところです。初めて嗅いだときは本当に海を感じられました!あ、庭先に海があるんだなって…。庭の草花の青臭さを含んだフレッシュさ、地中海の眩しい太陽、海から吹く潮風…そんなものまで感じてしまいます。また、ウッディー系の香りがベースにあり、まろやかにまとまってくれるので落ち着きも感じられます。
男女ともにつけられる香りだけど、女性用香水のような甘さはないから少し男性向けかな?。さっぱりしてて落ち着いた女性にはとっても似合いそうです!
2.ナイルの庭
- トップ グリーンマンゴー、ロータスフラワー
- ミドル イグサ、シカモウッド
- ラスト インセンス、シクラメンウッド
はい、来ました。庭シリーズ堂々一番人気ナイルの庭です!こちらはグリーンマンゴーの甘すぎないフルーティーさにイグサの深呼吸したくなるような自然感が感じられます。そしてどこか漂うスパイシーさ。これがこの香水の大事なところだと思っています。このスパイシーさのおかげで「ナイル」を感じられます。川って冷たいイメージありますけど、ナイル川って暑い地域を流れているからそこまで冷たくなさそうじゃないですか?その温度をスパイシーさが出してくれているんだと思います。基本フルーティー&グリーン調だけど隠し味的スパイスが良いアクセントになっている印象です!
この香りは香水にあまり慣れていない若い世代もつけやすい香水として有名ですね。エルメスの店員さんも一番人気だと言っていました。男女ともにつけやすいし、人気一位も納得です!
3.モンスーンの庭
- トップ フローラルノート
- ミドル コリアンダー、カルダモン、ジンジャー、ペッパー、ジンジャーフラワー
- ラスト ベチバー、ロンゴザ
庭シリーズの中できっと一番癖がある香りだと思います。臭いとかではなく癖なんです。まず最初に感じるのは、メロンのようなウリのようなみずみずしさ。そこからジンジャーなどのスパイシーな要素が顔を出します。それが個人的にとても心地よくリラックスしたいときなんかにはオススメしたい香りです。この香水のすごいところは情景の描写がとっても繊細な所。まず、メロンのようなみずみずしさは雨を感じられます。次にジンジャーなどのスパイスによって雨が降った後の大地が感じられます。雨の後太陽が出てきて大地が乾き始めた、そんな大地感をとても繊細に感じられるんです!実際この香りはモンスーンが去った後の庭を再現しているらしいですよ!日本で言うところの台風一過の香りかな?一癖ありますが庭シリーズで一番リラックス出来るのはこの香りだと思っています。
この香りは似合う人というより好きな人が似合う香りかな?雨が降って、その後晴れてきたときのあの清々しさが好きな人は気に入る香水だと思いますよ!
4.屋根の上の庭
- トップ バジル、グリーングラス、アップル、ペアー
- ミドル ローズ、マグノリア
- ラスト オークモス
今までは結構スケールの大きい庭をイメージした香りでしたがこちらは屋根の上です。エルメス本社の屋上は庭園になっているらしく、そこからインスピレーションを受けて生まれた香りらしいです!実はこの香水、sabo9も愛用しておりまして、大好きな香りです。つけた瞬間はリンゴの甘さとほのかな草の渋み。肌になじむと花の香りが合わさりふんわり暖かく香ります。イメージは蝶々が舞って、庭の整備してる人がいて、柔らかい光が心地よい、そんな感じです!(どんな感じだよ)モンスーンの庭の自然の大地ではなくこちらは綺麗に整備された土。それが理由なのか少し都会感も漂っています。庭シリーズの中では一番甘みが合ってゆったりした香りかな。柔らかい上品さを感じる香水です。
この香りは庭シリーズの中でも女性寄りの香りだと思います。男性がつけるなら、中性的で穏やかな人が似合うと思いますよ!
5.李氏の庭
- シングルノート キンカン、ジャスミン、ミント、ホワイトムスク
この香りを香って最初に思ったのは透明感です。もう庭シリーズの中で一番スっとした香りです。キンカンのストレートすぎない柑橘の香りにジャスミンが静かに合わせられていると思います。しかし、花の要素は感じるのですが甘さはほぼ無く、とにかくスッとした空気感が感じられました。イメージは風が吹いている竹やぶですね!あの竹の葉っぱがかさかさこすれ合う度に優しい光が差し込む、そんなどこか涼しげな、清々しい感じです。とにかく綺麗で透明な空気。天気の良い朝に纏って散歩したくなる上品に明るい香りです。暑いときにも嫌み無く纏えそうですね!
とにかくこの香水の素晴らしいところは透明感。物静かだけど芯のある、そんな人をイメージ出来る香水です。
6.ラグーナの庭
- シングルノート モクレン、マドンナリリー、海水、ウッディノーツ、アッケシソウ
ラストはこちら。今までの香水とは作者さんが変わった今回の香水は、ヴェネチアが舞台のようです。ヴェネチアと言えば水の都、確かにこの香水も水らしい透明感を感じられます。そこにモクレンなどの優しい花々の香りがプラスされ、柔らかな印象に。花の香りが強く出すぎることはなく、あくまで透明感のある香りが保たれています。ゆったりヴェネチアを歩いたらこんな感じなのかな?レンガの小道を歩きながら花々の香りを纏った潮風が通り抜ける想像をしてしまいました。華やかながら主張が強すぎない所に大人感をとても感じます。作者が変わってもエルメスの上品さは健在でしたよ!
庭シリーズの中で一番女性的な香りだと思います。普段フローラルな香りをつけている人はこういう透明感あるフローラルを試してみても面白いかも!
まとめ
今回はエルメスの庭シリーズについてでした!語彙が全くないにも関わらず、香水を語ってしまいました。よくわからなかったって方は申し訳ないです…。少しでも伝わっていたら嬉しいんですが…!
庭シリーズは基本に上品さがあってそこから派生しているので上品にさりげなく香らせたい方にはとってもぴったりだと思いますよ!(sabo9もつけていると褒められることが結構あって嬉しくなります)
もし香りが一つでも気になったら香りを確かめて見てくださいね!
長い長い記事でしたが最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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